「1年経験したけど、仕事を覚えるのが精いっぱいだった」
「入社してからいろいろ試してみたけど、成果が上がらない」
「残業が多くて、定時に上がることができない」
大変だった就職活動を経験し、たくさんのやる気に満ちて入社した新卒1年目。
毎日仕事を覚えるのに必死で、
目の前の業務をこなすことに精いっぱいで、
自宅と会社を行き来する毎日。
バリバリ仕事をこなし、
スマートな営業で成果をあげ、
自信に満ち溢れる人生を送っていたはずの社会人。
しかし
気づけば一年が経過し、
満員電車で眠そうにしているサラリーマンになろうとしている。
そんな社会人2年目を送ろうとしているあなたに!
「仕事を覚えるのが早くなった!」
「成果が上がるようになった!」
「仕事が楽しくなった!」
少しでもそう感じてもらいたい1冊を紹介します。
結論:結果が出てない人は「やってない」か「やり方が間違っている」のどちらかだけ!
まず最初に厳しいことをお伝えします。
結果を出していないあなたは、
「やっていない」
もしくは
「やり方が間違っている」
のどちらかです。
「仕事を覚えるのに精いっぱいだった」
➡「本当に仕事を覚えようとしていない」
もしくは
「仕事の覚え方が間違っている」
「成果が上がらない」
➡「成果が上がるような行動をしていない」
もしくは
「成果の上げ方が間違っている」
「定時に帰ることができない」
➡「定時に上がろうとしていない」
もしくは
「時間の管理が間違っている」
社会人になったみなさんの多くは、
会社員としての仕事量に衝撃を受け、
業務を処理することに忙殺されます。
仕事をある程度経験した今だからこそ、
振り返ると今回の言葉が刺さるはずです。
本書:「すごい効率化」では、
「やっていない」「やり方が間違っている」ことを指摘し、
”効率的に改善する”にはどうするかを提案してくれています。
私がその中で、みなさんに少しでも役立つ部分を解説します!
①「やる環境」を作れ!
- 「やる環境」を作る理由
「やれてないのは環境に理由がある」から。
今の仕事を少しでも改善したい、、、
少しでも効率化して負担を減らしたい、、、
それを考える前に「やる環境」を作る必要があります。
- 私が実行したこと
私は本書を参考に「睡眠」を整えました。
就寝時間を早く、長くとり、
朝早く目覚める習慣に変えました。
当時は仕事から逃げたくて、
帰宅してからはゲームを夜遅くまでやり、
結果として寝不足になる毎日。
社会人としてあるまじきですが、
寝不足による寝坊や遅刻、
当日欠勤も時々していました。
就寝時間をしっかりとると勝手に朝早く目覚め、
二度寝する気にもなれないので早く出社するようになります。
仕事に向き合う環境を整えたことで、
仕事に対しての時間が増え、
「やるための活動」を考えるようになりました。
②「結果を出している人」と同じことをやれ!
- 「結果を出している人」と同じことをする理由
「結果を出している人は、結果を出すまでやっている」から。
結果を出している人は大なり小なり”行動”をしています。
(まれにラッキーパンチや”おこぼれ”をもらっているだけの方もいますが、、、)
結果を出している人
結果を出していない人
自分自身
この3者を比較することで、
どこが良いのか、悪いのかがよくわかるようになります。
- 私が実行したこと
当時営業であった私は、
同じ支店の成績の良い先輩をマネするようにしました。
朝は何時に出社し、
始業までに何をやっているのか。
お客様への準備はどのようなことをして、
どれほどの頻度で通っているか。
直接うかがう勇気はなかったので、
近くで見る範囲で観察し、
その動きをそのまま取り入れました。
すると、
既存のお客様からは
営業させていだく時間や受注が少しずつ増え、
新規のお客様も、
0件のだったのが10件に1件はとれるようになりました。
結果を出している方の見よう見まねをするだけで、
こんなに差が生まれるのか!と、
当時の衝撃は今も忘れません。
③「やり方」を学べ!
- 「やり方」学ぶ理由
「間違ったやり方では、いくらやっても成果にならない」から。
やる環境を整え、
結果を出している人と同じ量を実行すると、
一定の成果がでてくるはず。
しかし、
同じことをしているのに、
結果を伴わない方もいらっしゃいます。
サッカーで考えた場合、
得点を決めるためにはシュートの練習が必要です。
しかし、
「基礎が大事」と体力作りでどれだけ走り込みしても、
いつまでたっても得点を決めることはできないはずです。
- 私が実行したこと
私は会社制度をすみずみまで読み、理解し、
「どうすれば評価されるのか」
徹底的に自分に落とし込みました。
先輩のやり方をマネした結果、
新卒入社の支店ではトップの成績。
全支店でも、トップ10になるまで成果を出すことができました。
しかし、私の評価は一般的なB評価。
本来ならトップのS評価をもらっているはずでした。
理由は一つ。
会社の評価制度を理解していなかったからです。
会社全体としては上位の成績でも、
私の職種で求められる成果に対し、
私はB評価の成果しか挙げていなかったのです。
当時の私は結果に納得がいかず、
上司に意見を申し立てましたが結果は変わりません。
納得がいかなかった私は転職を決意します。
転職先でまず行ったことは、会社の規定を理解すること。
何をすれば評価され、
何をすれば評価が下がり、
そのためには何をするのか、しないのか。
徹底的に理解することに努めました。
適切なやり方で、
適切な場所(ポジション、役割)で、
適切な量を行動した結果、
転職先ではS評価をもらっています。
「すごい効率化」のまとめ
本書を読んで、
結果が出ない社会人2年目の人がどう行動すべきか。
- 結論
結果を出していない人は、
「やっていない」か「やり方が間違っている」
どちらかである。
- 結果を出すためには?
①「やる環境」を整えること。
②「結果を出している人」と同じことをやる。
③「やり方」を学ぶ。
成果の出していなかった当時の私は、
「やっているつもり」であって、
やっていませんでした。
やっていても、
やり方が間違っていました。
「すごい効率化」を読み、
本の通りに行動した結果、
転職先でしっかり成果を出すことができました。
具体的な行動のノウハウもしっかり詰まっており、
「どうしたらいいか」のヒントも掲載されています。
現状の自分を変えたい方は、
下記リンクから本書を手に取ってください。
著者:金川 顕教さんはYouTubeでも発信をされています。
本人の経験から、おススメされている本の紹介をされています。
もっと知識を得たい方は参考にしてください。
【人生攻略ロードマップ】にて「個人」の視点から仕事の考え方を解説しています。
ぜひもう一本、記事をご覧ください。
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